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中ノ川内村
【なかのかわちむら】


旧国名:肥前

(近世)江戸期の村名。杵島(きしま)郡のうち。中川内・中野川内とも書く。松浦川の支流川古川の上流,八幡岳の南西麓に位置する。蓮池(はすのいけ)藩領。川古郷に属す。村高は,「天明村々目録」では155石余,「天保郷帳」では藤津郡のうちに見え,178石余。「旧高旧領」には村名が見えない。「宝暦郷村帳」「天明郷村帳」ともに小村に山中村・中山村・次ケ牟田村がある。「明治7年取調帳」「郷村区別帳」ともに本部(もとべ)村の枝村として見える。「明治11年戸口帳」によれば,本部村のうちに「中ノ川内村」と見え,戸数106・人口480。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7217917