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西山代村
【にしやましろむら】


(近代)明治22年~昭和11年の西松浦郡の自治体名。楠久(くすく)村・楠久津(くすくつ)・久原(くばら)村・城村・福川内村・峰村・立岩村・西大久保村・西分村・東分村の10か村が合併して成立。旧村名を継承した10大字を編成。村役場は久原に設置。戸数・人口は明治24年の1,149戸・5,464人,大正5年の1,201戸・7,039人。職業別戸数は同年農業610戸・工業123戸・漁業159戸・商業149戸など,同10年は1,674戸のうち農業568戸・工業562戸・漁業141戸・商業143戸など。工業は炭坑従業者が主である。明治33年産業組合法が制定されるが,郡下最初の,また県下でも実質上最初の産業組合が,同37年西山代西部信用組合として設立される。昭和5年の人口7,218。同11年山代町となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7218083