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波戸
【はど】


旧国名:肥前

東松浦半島の西北端に位置する玄界灘に突出した岬に位置する。波戸浦の港を中心に集落があり,岬の突端には江戸後期から灯台がある。また地内各地から,石鏃・石斧・石包丁など縄文~弥生時代の石器・土器が採集される。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際の記録「名古屋古城記」(武田松之助蔵)中の名護屋在陣の大小名旅館記に,「波戸堤 石田治部少輔」「波戸神田 北条助五郎」「波戸神田 増田右門助」「波戸岳 佐竹修理太夫」と見え,さらに同書中名古屋御留守在陣衆人数附には「三千キ 増田右衛門允(長盛)波戸大平」「五百キ 佐竹修理太夫 波戸ノ岳 鳥ノ巣」と見え各大名の陣屋が築かれたことがわかる(萩藩閥閲録)。
波戸村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
波戸(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7218240