100辞書・辞典一括検索

JLogos

5

法光寺
【ほうこうじ】


東松浦郡鎮西(ちんぜい)町大字名護屋(なごや)にある寺。臨済宗南禅寺派。感応山と号す。本尊は阿弥陀如来。永禄年中名護屋豊後守経勝の開基による。江戸期の承応年間・天明年間に火災に遭い,由緒等については未詳だが,はじめ法光山にあったものが,豊臣秀吉の朝鮮の役の際現在地に移されたと伝えられる。大室元宝和尚を中興開山とする。境内の築山は曽呂利新左衛門の手になるといわれるが,今は荒廃して一部を残すのみである。また庭内の老桜は秀吉手植えと伝えられている。大正3年11月14日,火災により堂宇を全焼したが,翌年再建された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7218591