100辞書・辞典一括検索

JLogos

6

三ケ月郷
【みかつきごう】


旧国名:肥前

(近世)江戸期の郷名。小城(おぎ)郡のうち。佐賀藩の農村支配のために設けられた行政区画の1つ。属した村々は,貞享4年の御領中郷村附やその他の郷村帳によれば,長神田ケ里(長神田宿の小村を含む),佐織ケ里,芦田ケ里(桶ノ口ともいう),道辺ケ里(小柳ともいう),木嶋溝ケ里(平方ともいう),遠江ケ里(惣名高田),社ケ里(惣名泉。うちに下高田の小村を含む),熊寄ケ里(社・熊寄両ケ里,泉という),五条ケ里(五条宿の小村を含む),江口ケ里(持田ケ里ともいう),深町ケ里(異名名原),立物ケ里(西久留間村ともいう),久本ケ里(遠江,久本合わせて高田という),堀江村,金田ケ里,雪伏ケ里の16か村。「宝暦郷村帳」によれば,当郷に属する村は長神田ケ里(小村は長神田宿),佐織ケ里,立物ケ里,芦田ケ里,道辺ケ里,堀江村,木嶋溝ケ里,遠江ケ里,久本ケ里,社ケ里,熊寄ケ里,金田ケ里,五条ケ里,江口ケ里,雪伏ケ里,深町ケ里。現在の三日月(みかつき)町地域に当たる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7218746