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矢矧町小路
【やはぎまちこうじ】


旧国名:肥前

(近世)江戸期の通称地名。佐賀城下の武家屋敷地。佐賀城の北に位置し,紺屋町と佐賀城外濠の間を南北にのびる。元文5年の屋敷帳によると,平士3名・手明鑓8名・新歩行1名・足軽4名・大工棟梁1名・被官1名・鍋島山城の家来1名の計9名が居を構えている。主に下級武士の居住地であった。弘化2年の総着到では鍋島隼人組に属する切米20石の医師村島雪川の1名しか見受けられない。明治初期に東田代町のうちに含まれるようになった。現在は田代1丁目の一部となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7218982