六ケ里
【ろっかり】
旧国名:肥前
有明海の自然陸地化により形成された地。杵島(きしま)山の東部,廻里江(めぐりえ)川上流域に位置する。地内には条里制遺構が残存し,二の坪・九の坪の地名が残る。白石(しろいし)平野西部の条里制遺構の復元によれば,六角(ろつかく)川付近を1里として南へ6番目の1里区画が当地に合致し,条里の「六里」が地名となったものと推定される(有明町史)。
【六箇里保(中世)】 鎌倉期に見える保名。
【六ケ里村(近世)】 江戸期の村名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7219165 |