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若木村
【わかぎむら】


(近代)明治22年~昭和29年の杵島(きしま)郡の自治体名。川古村・本部村が合併して成立。旧村名を継承した2大字を編成。明治39年の「佐賀県案内」によると,銀行として若木合資会社(資本総額6,000円)・本部合資会社(同1万1,500円)がある。明治25年尋常広成小学校を若木尋常小学校に改称,同32年高等科を併置して若木尋常高等小学校,昭和16年若木村国民学校,同22年若木小学校となる。同年若木中学校創立。同24年若木公民館設置。昭和30年ごろまで和紙生産が盛んであった。人口は昭和15年2,983人,同29年3,567人。同29年武雄町・武内村ほか4か村と合併,武雄市の一部となり,村制時の2大字は武雄市の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7219168