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出の川町
【いでのかわまち】


(近代)昭和49年~現在の島原市の町名。もとは島原市三会木崎名の一部。地名の由来は旧杉谷村の江里湧水を水源とする人工の灌漑用水路出ノ川(いでんこ)が通っていることによる。水稲を主とする農業地域。島原の乱の時,鉄砲の名人として一揆軍で活躍した下針金作の屋敷跡がある。縄文・弥生・古墳時代の遺跡も町内各所にみられ,縄文・弥生時代の大塚後遺跡や人塚古墳などがある。昭和55年の世帯数53・人口274(男130・女144)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7219470