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大三東
【おおみさき】


島原半島の北東部に位置し,舞岳を頂点とした極めて緩やかなすそ野が続き,数条の河川が小谷を刻んで有明海に注ぐ。地名の由来は,明治22年市制町村制施行の際合併した大野・三之沢・東空閑(ひがしこが)の3か村の名から頭の1文字を並べ,東を「さき」と読んで新村名としたことによる。三之沢の松崎集落にある大楠は,幹回り11mに及ぶ大木で,根元には普賢祠を祀る。県天然記念物に指定されている。
【大三東村(近代)】 明治22年~昭和30年の南高来(みなみたかき)郡の自治体名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7219926