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折敷瀬郷
【おりしきぜごう】


(近代)年不詳~現在の行政区名。明治22年上波佐見村,昭和9年上波佐見町,同31年からは波佐見町のうち。川棚川上流域,同川が北へ大きく湾曲した地点に位置する。田別当川が南西流して川棚川に注ぐ。古代に板を折曲げて作った角盆を折敷といい,この地が折敷の形に似た地形からの地名であろう。南北朝期に自衛のため小領主が同盟した応安5年9月26日の彼杵(そのぎ)一揆連判状断簡写に波佐見折敷瀬孫三郎の名が見える(福田文書/中世九州社会史の研究)。室町末期から江戸前期には大村家一門の折敷瀬善右衛門の領地であった。地形上交通の要点で武雄往還と有田往還が字舞相で分岐し,一里塚があった。舞相には明治32年~昭和31年まで上波佐見村役場があり,同年6月の波佐見町成立後も,同36年まで役場があった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7220058