上五島空港
【かみごとうくうこう】

南松浦郡有川町友住郷にある第３種空港。昭和56年供用開始。上五島地区の主要部中通島の北東に隣接する頭ケ島を切り開いて標高80mの位置に建設された。800mの滑走路，小型機ＤＨＣ‐６用２バースのエプロン，教会風のターミナルビルを有する。ＳＴＯＬ（短距離離着陸）機用空港。長崎航空によって２地点間輸送が開設され，長崎と１日５往復，福岡と１日２往復，福江と週３往復（ただし閑散期は運休）の路線がＮ24Ａノーマッド（16人乗）・ＢＮ‐２Ａアイランダー（８人乗）機によって運航されている。昭和59年度の利用客は３万1,000人，貨物取扱い量は11tで，特に福岡便の利用客の増加が著しい。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7220232