小菅町
【こすげまち】

(近代)大正2年~現在の長崎市の町名。もとは長崎市下郷の一部。町名は字名により,字名は深堀氏祖の臣小菅清直の来遊に起こるという(長崎名勝図絵)。大正2年の戸数約200。昭和8年戸町トンネル開通。同12年真宗勝廓寺建立。明治元年に完成し,日本造船界の草分けをなした小菅修船場(ソロバンドック)は,明治20年から三菱長崎造船所のドックとして昭和38年まで使用されたが,同44年小菅修船場跡として国史跡となった。世帯数・人口は,昭和10年306・1,360,同35年462・1,972。昭和49年一部が西琴平町となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7220722 |





