角川日本地名大辞典 九州地方 長崎県 45 海鼠瀬【このせ】 旧国名:対馬 古くは古老世・小野瀬とも書いた。対馬の中央部,浅茅(あそう)湾の南東岸に位置する。地名の由来は海鼠が群集する瀬があるためという(津島紀事)。海鼠の産地として知られる浅海の入江の中でも特に多く産する。【古老世浦(中世)】 室町期に見える浦名。【海鼠瀬村(近世)】 江戸前期の村名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7220753