木場
【こば】

旧国名:肥前
五島列島北端の宇久島の北部に位置し,島内で最も深い渓谷を形成する木場川が木場湾に注いでいる。五島家始祖家盛の従者山伏の我覚坊の子孫がこの地に住し中世に木場氏となったといわれ,応永20年5月10日の宇久住人等一揆契諾状案には,「〈こは〉浄円」の名が見える(青方文書/史料纂集)。明治2年廃寺となった浄土寺は,その菩提寺である。厳浄寺境内に浄土寺時代の碑が残っている。金比羅宮下方には廃寺となった浄土宗東善寺の跡といわれる寺屋敷跡がある。その東方には元禄13年11月5日と記された「阿闍梨寛覚仏界也」という刻文の碑がある。
【木場村(近世)】 江戸期~明治9年の村名。
【木場郷(近代)】 年不詳~現在の行政区名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7220754 |





