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崎戸橋
【さきとばし】


西彼杵(にしそのぎ)郡崎戸町の福浦と蠣浦(かきのうら)の入江に架かる海上橋。県道が通過する。橋長160m,幅員7m。昭和42年に完成。総工費1億8,000万円。アーチ式。架橋前は渡し船が唯一の交通手段であった。特に,石炭産業が全盛の頃は混雑とにぎわいを極めた。昭和43年に炭鉱が閉山となり,架橋の時期がいま少し早ければの感があった。その後昭和46年の本郷橋架橋により崎戸島と蠣浦島が陸路で結ばれ,バスも運行されて崎戸町における産業・経済に果たす役割が大きい。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7220894