瀬戸浦
【せとうら】
旧国名:壱岐
壱岐(いき)島の北東部に位置する。地名の由来は,昔は入江が内陸まで入っていたため名付けられた(壱岐国続風土記)。狭門(せと)の意であろう。箱崎大左右触の瀬戸の外海を望む55m(^2)の地は,弘安の役の瀬戸浦古戦場として県史跡に指定されている。
【瀬戸浦(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える浦名。
【瀬戸浦(近世)】 江戸期~明治5年の浦名。
【瀬戸浦(近代)】 年不詳~現在の行政区名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7221367 |