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第3相浦橋梁
【だいさんあいのうらきょうりょう】


佐世保市相浦町の市街地の上に架かる橋。国鉄松浦線が相浦駅を真申(まさる)駅方面へ出てすぐの所にある。橋長119.4m。7本の橋脚をもつ上路鈑桁橋。北松浦郡の鉄道は相浦川・佐々川に沿った運炭鉄道として別々に発達してきたが,相浦川河口付近の,相浦駅と佐々川河口付近の真申駅を結ぶ松浦線工事により昭和19年4月開通した。相浦駅の線路は石炭を貨車から降ろしやすいように高くつくられているので,そのまま相浦市街の上を通した。このため石炭産業全盛の昭和20年代,30年代には石炭列車が頻繁に行き交い,付近の民家は頭上からの轟音と煤煙に悩まされた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7221432