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第2相浦川橋梁
【だいにあいのうらがわきょうりょう】


相浦川に架かる橋。佐世保市北西部,国鉄松浦線の上相浦駅と肥前中里駅の中間に位置する。橋長56.6m。4本の橋脚をもつコンクリート単版桁橋。大正9年架橋,昭和18年8月改架。昭和40年頃までは相浦川流域には多くの中小炭鉱があった。その選炭作業で石炭粉が流れこみ,真っ黒になった相浦川に沿って,石炭を満載した降炭列車が相浦駅へ向けて走った。石炭はそこで船に積みかえられ,北九州・阪神・中京の工業地帯に運ばれて経済発展の原動力となった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7221440