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高島
【たかじま】


(近代)昭和54年~現在の島原市の町名。はじめ2丁目,昭和55年からは1~2丁目がある。もとは島原市島原(大字なしの地域)のうち字高島と高島丁・鳥山南・高島丁下・鳥山下・北高島丁の各一部。音無川の河口に位置し,東は島原湾に面する。地名の由来は,寛政4年の「島原大変」前に当地に鷹島があったことによる。江戸期にはこの地一帯に御舟屋があり,御舟倉・御舟倉会所・御舟倉長屋などがあった。高島回向堂は,「島原大変」の供養として寛政5年松平忠馮によって建立され,菩提寺本光寺の副住職の寺である多福軒に命じ,永代供養に当たらせた御堂である。西部を国道251号・島原鉄道が通る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7221482