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津水大橋
【つみずおおばし】


東大川に架かる橋。大村市溝陸町と諫早(いさはや)市津水町を結ぶ。国道57号を諫早方面に直進し,九州横断自動車道路高架の下300mの信号交差点を左折し,主要地方道大村貝津線に通ずる。長崎本線の貝津跨線上を通り,次の信号を右折すると西諫早ニュータウンへ,直進すると左側に長崎日大高校が見え,横島と貝津の間を通る。東大川橋,津水大橋を渡り溝陸町,今村町,三浦海岸に沿って走り鈴田川の荒川橋を経て,与崎踏切りを越えると国道34号にでる。これを左折すると大村へ通じる。橋長116m,幅員8.4m(うち歩道1.4m)。コンクリート鉄鋼桁橋。昭和50年3月竣工。往復2車線である。旧街道は現在の貝津町にある総合農林試験場を西南に進み,東大川畔の道祖元(サヤンゴゼ)の小さい墓石付近を通る。東大川の大村湾に注ぐところに津水の港がある。昔津水港として栄え,諫早にとって重要な港であった。この南隣を横島といい,以前の横島海水浴場であり,現在は使用禁止。津水湾の海水汚染が進み,これから廃水の規制も厳しくなる。津水は津ばたで米屋が5軒,あかねだすきで米はかると新地節にうたわれ,津水港の繁盛がうかがわれた。大村市溝陸郷の12時間乗用車換算交通量は1,328台(昭和59年度調)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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