100辞書・辞典一括検索

JLogos

25

津柳
【つやなぎ】


旧国名:対馬

「つわなき」ともいう。対馬の中央部,西海岸に位置する。町界線に沿って段畑が開かれ,当地にとって重要な耕地となっている。三方を険しい山地に囲まれ,浦は西に向かって開け,北岸に沖ノ瀬がある。養泉寺の本尊は石造の釈迦如来座像で李朝時代作(15世紀)とされている。地名の由来は不詳であるが,津罠磯(つわなぎ)かともいう(津島紀事)。
つやなき(中世)】 南北朝期から見える地名。
津柳村(近世)】 江戸期~明治41年の村名。
津柳(近代)】 明治41年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7221730