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船越
【ふなこし】


南九十九島海域と佐世保湾との間にある細長い地峡。標高20m。かつては幅100mであったが,干拓や埋立てで幅300m程になっている。地名の由来は船を担いで越していった所にちなむ。2,3人の人が船から荷物を降ろし,船を担いで越したという。また強壮な人は伝馬船を1人で担いで越したともいう。佐世保湾口をまわる大迂回をよぎなくされた北西岸の相浦方面の人々が,同湾東方の早岐(はいき)茶市に行くために越したという。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7222692