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本明
【ほんみょう】


旧国名:肥前

島原半島の基部,本明川中流左岸と同川支流目代川の右岸に位置する。本明川支流でいずれも南流する富川・湯野尾川・琴川・谷川・綿打川・東川内川・前内川・目代川の流域のわずかな谷底平野と,北に高く南に低いなだらかな山麓台地からなっている。地名は本明川にちなむか。本明川に南面する山麓台地(現上諫早小学校付近)一帯に弥生後期~古墳前期の本明石棺群がある。和銅元年8月に産土神として創建されたと伝えられる平松神社が鎮座し,祭神は伊邪那岐命・伊邪那美命である。古老によれば,この地は諫早でもっとも早く拓かれた土地で,人家数戸の時同社を創建し,人家の増加とともに社地を広げ社殿を増築したといわれる。北西に隣接した台地に,南北朝期のものと思われる城の遺構がある。本丸跡・石塁・空壕・矢通しなどがあり,古城・城の辻などの地名もある。本丸には寺院の三尊を祀った基壇が3つあり,その南の水田に観音田の地名がある。平松神社には室町期の五輪塔・宝篋印塔・層塔などの一部が近接地域から集められている。
本明村(近世)】 江戸期の村名。
本明名(近代)】 年不詳~昭和45年の行政区名。
本明町(近代)】 昭和45年~現在の諫早市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7222825