南上木場町
【みなみかみこばまち】
(近代)昭和49年~現在の島原市の町名。もとは島原市中木場中村名・中木場川原平名の各一部。眉山と普賢岳の支峰の南麓に位置する。木場というのは島原半島に非常に多い地名であるが,古く焼畑農業が行われていた場所と推定されている。雑木林を焼き,その灰を肥料として稗・麦・蕎麦などが栽培されていた。現在は畑に開かれ,タバコの栽培を主にしている。昭和55年の世帯数44・人口195(男93・女102)。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7223023 |