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健軍
【たけみや】


旧国名:肥後

大正末期頃からは「けんぐん」とも通称された。熊本平野東部,阿蘇外輪山西麓から続く台地,白川左岸の託麻原台地末端部に位置する。水源町泉ケ丘小学校校庭から縄文早・後・晩期の土器類,佐土原遺跡からは縄文後期から須恵器に至る土器の破片,新外遺跡からは縄文後期御領式土器がそれぞれ採集されている。上の原遺跡からは縄文晩期の土器・石器や土偶などが出土し,住居跡1基を発掘,水洗法により多数の植物性炭化物などを得ており,なかでも炭化した米2粒と大麦1粒が発見され,縄文晩期の農耕を裏付けるものとして注目された。健軍神社境内遺跡からは縄文晩期の土器,土偶のほか平安期の土師器や布目瓦を出土した。健軍水源地内には健軍社大宮司家の居城として鎌倉期に築城されたという陣内城跡がある(古城考)。字庄口のミョウゲンジ屋敷は中世の寺院跡と推定され,天正14年銘の板碑がある。
健軍荘(中世)】 南北朝期~室町期に見える荘園名。
竹宮村(近世)】 江戸期の村名。
健軍村(近代)】 明治9~22年の村名。
健軍村(近代)】 明治22年~昭和11年の自治体名。
健軍(近代)】 明治22年~昭和11年の健軍村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7226238