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豊原
【ぶいわら】


旧国名:肥後

球磨(くま)川河口南岸,同川と流藻川との間に位置する。地名に関しては,景行天皇九州巡幸の際に不知火海(八代(やつしろ)海)の怪火に導かれて着いたのが当地で,八代県豊村と称し,これが転訛して豊原村になったとする伝承がある(肥後国誌)。地内には南北朝期の豊芦原神社(遥拝)・菊池屋敷史跡や平山城跡などがある。なお,「八代日記」天文22年7月6日条「殿様・頼興様,鎮広ニ御会尺,松原ニ御遊山はね網引候」,同24年3月16日条に「城山・松尾・松原カシコ,爰雲気ニテ候哉立候」,また永禄5年5月14日条に下人逃亡に関する記事として見える松原は当地内に比定される。
豊原村(近世)】 江戸期の村名。
豊原村(近代)】 明治12~22年の村名。
豊原(近代)】 明治22年~昭和29年の高田村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7227449