阿蔵大橋
【あぞうおおはし】

阿蔵(あぞう)橋ともいい（豊後国志），古橋(ふるばし)ともいう（直入郡村誌）。竹田市阿蔵で，玉来(たまらい)川（大野川１次支川）下流に架かる橋。玉来川が蛇行した部分にあり，国道57号に通じている。「豊後国志」には「竹田街西十余町に在り」とある。また「直入郡村誌」には「古橋　肥後往還ニ属ス。村西18町架シテ玉来川ノ下流字阿蔵ニアリ。水深２丈広18間，橋長18間，幅２間３尺，木製」とある。現在は市道鬼ケ城線の一部で，昭和30年架設。長さ60m・幅２ｍの鋼吊橋。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7228524