犬飼大橋
【いぬかいおおはし】

大野郡犬飼町で大野川に架かる橋。大正11年４月，犬飼橋が架設され，渡船に代わって，久原(くばる)（大野川右岸）と犬飼（大野川左岸）の交通が便利となった。その後，国道10号（北九州市～鹿児島市），同57号（大分市～長崎市），同326号（延岡市～犬飼町）など，幹線道路の交通量が増加したため，昭和42年12月，前者の上流側に犬飼大橋が誕生した。全長258m，３国道の分岐点に架かる重要な橋である。なお犬飼橋の老朽化と交通の安全性から，歩行者専用の犬飼中橋が昭和49年３月に架せられた。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7228807