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宇佐街道
【うさかいどう】


中津から宇佐へ向かう街道。昭和35年現在の国道10号の中津市の部分が完成する以前の旧国道。中津城下から大字島田(しまだ)・牛神(うしがみ)・一ツ松(ひとつまつ)・宮夫(みやぶ)・下池永で下毛原(しもげばる)洪積台地にのぼる。ここの坂を錆矢堂(さびやどう)の坂といい,台上にあがって合馬(おうま)・助部(すけべ)(現在の上如水(かみじよすい))・犬丸(いぬまる)を経て犬丸川を渡り,植野(うえの)を通り宇佐市に入り勅使道と合す。犬丸川から長峰原(ながみねばる)洪積台地にのぼる坂を貝殻坂という。途中の北側に中津市内最古の遺跡,植野貝塚がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7228978