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表登山道
【おもてとざんどう】


直入(なおいり)郡久住(くじゆう)町の久住から久住山頂に達する道路。江戸期,修験道が盛んな頃からの登山道で,道は建宮・平木・種畜場の東を経,沢水(そうみ)のキャンプ場を左に見て,展望台(950m)に達する。これより稲星(いなほし)山(1,774m)と大船(たいせん)山(1,787m)の鞍部を経て坊ガツルへ達する。また,山頂へは,白口(しらくち)岳(1,730m)・稲星山の鞍部からのものと,空池(からいけ)の下からのものとがある。登山道の西端,すなわち久住山の西南に,久住山猪鹿狼寺(いからじ)の跡がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7229578