上入津村
【かみにゅうづむら】

(近代)明治22年~昭和30年の南海部(みなみあまべ)郡の自治体名。日向(ひゆうが)灘に面する通称入津湾奥部に位置する。畑野(はたの)浦・楠本(くすもと)浦が合併して成立。大字は旧村名を継承,2大字を編成。大字畑野浦に役場を設置。明治24年の戸数474・人口2,662,世帯・人口は大正9年504・2,345,昭和25年659・3,794。大正11年木立(きたち)村から当村畑野浦に通ずる畑野浦トンネルが開通。昭和30年下入津(しもにゆうづ)村・蒲江(かまえ)町・名護屋(なごや)村と合併して現行の蒲江町となる。各大字は同町の大字として存続。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7229851 |