杵築バイパス
【きつきバイパス】

国道213号の杵築市錦江橋から灘手(なだて)までのバイパス。約４km。守江湾の西部，錦江橋南詰から八坂川川尻・高山川川尻を経て灘手までの間は，大分市・別府市から安岐町・武蔵町方面に通ずる道路は交通のネックになっていた。この区域は杵築市街を通り抜けているため，交通量に見合う幅員が確保できず，大型車などの離合に苦労していた。このネックを解消するため，幅員27mの道路を錦江橋の南から真っすぐ海岸部を北へ走らせ，３つの河口に渡りきって灘手海岸まで出るようつくられたのが本バイパスである。杵築橋は杵築バイパスの一部で，中島と城ノ鼻の間の八坂川に架設され，昭和46年３月に完成した。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7230097