100辞書・辞典一括検索

JLogos

7

臼津バイパス
【きゅうしんバイパス】


臼杵(うすき)市・津久見(つくみ)市を最短距離で結ぶ国道217号のバイパス。昭和42年度着工,昭和52年3月に開通。臼杵市大字福良(ふくら)と津久見市大字上青江の間,延長7,154m。うちトンネル総延長1,954.8m(4本),うち橋梁総延長520.9m(12橋)。最小半径85m,最急勾配7.5%。距離および所要時間は津久見~臼杵両市役所間で,217号19.1km40分から,バイパス10.2kmの場合15分に短縮された。217号19.1kmは,両市間に横たわる鎮南帯古生層の粘板岩山地を標高200mの所にトンネルをうがって,急勾配(最急勾配10%を超える)・急カーブで越える幅員狭小な道路で,難所であるうえに,最近の車両の大型化と激増で,本バイパスの早期完成が両市にとって待望久しいものであった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7230137