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左草橋
【さくさばし】


大野郡清川村の奥嶽(おくだけ)川にかかる橋。三玉(みたま)の左草と宇田枝(うたえだ)とを結ぶが,竹田(たけた)と宇目(うめ)とを結ぶ竹田藩の幹線道路に当たっていた。「豊後国志」には「緒方郷左草村の宇田枝川にあり」とある。宇田枝川はいま奥嶽川という。一般県道中津無礼牧口停車場線の一部をなす天然(てんねん)橋の下流約200mにあって,川原の岩盤上に柱を立てた穴が幾つか残っている。天然橋は大正10年架設の石拱橋で,長さ27.65m・幅4.05m。明治12年の大分県統計表には木橋で,長さ13間・幅2間。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7230663