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駄原
【だのはる】


旧国名:豊後

駄ノ原とも書いた。住吉川の左岸に位置し,北は別府湾に接する。中世末から「駄原金屋」と呼ばれる鋳物師の集住するところで,その活動は東九州に及び,近隣の社寺の仏像・鳥居・梵鐘・楼門の金具などの銘から,安部・植木・渡辺・姫野姓の金屋の存在がわかる。なかでも植木・安部氏はその中心的存在で,日用金属製品は菡萏(かんたん)の港から大坂方面に出荷しており,「植木氏と殿様だけが籠に乗っていた」というほどに繁昌した(中野幡能:豊後国駄ノ原の金屋/大分市の文化財)。
駄原村(中世)】 南北朝期~室町期に見える村名。
駄原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
駄原(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7231647