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茶屋ケ鼻橋
【ちゃやがはなばし】


堅田川に架かる橋。佐伯(さいき)市大字池田の蛇崎と茶屋ケ鼻を結び,国道388号が通る。当橋上流で木立川を合わせた堅田川は,橋下で番匠川に流入する。橋長177m・幅6.1m・側道橋幅3m。上路式ゲルバー溶接橋で,下部はコンクリート小判型井筒の構造をもつ。昭和初期の架設。「温故知新録」に「享保八年七月,勝尾と宮ケ崎に茶堂を建てさしむ」とある。宮ケ崎とは大船繋の西端のことで,茶会が行われたことから茶ケ鼻あるいは茶屋ケ鼻といい,また茶屋は初代高政公時代からあり,同所を宮ケ崎というのは山上に諏訪明神の祠があるためといわれる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7231731