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山国橋
【やまくにばし】


中津市と福岡県築上(ちくじよう)郡吉富町を結ぶ橋。旧国道(現中津吉富線)が山国川を渡る所に架けられた最も古い橋。明治初年まで小倉口といわれた山国川の渡し場,現在の中津市片端町から下外馬場に至る道路と福岡県上毛郡小犬丸村(現在の吉富町大字広津)との間に明治2年頃,船橋が架けられたという。その後明治30年頃これより上流約200mの中津市殿町上外馬場線と築上郡東吉富村(現吉富町)大字広津の間に架橋。山国橋またの名を国道橋といわれた。上部は木橋であったが橋脚は煉瓦積みの頑丈な橋である。昭和9年2月上部をゲルバー式鉄筋コンクリート桁橋に改築。橋長214.37m・幅8.6m。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7233937