100辞書・辞典一括検索

JLogos

39

宇納間
【うなま】


旧国名:日向

五十鈴(いすず)川の最上流部の山間地に位置し,西から南にかけては九左衛門峠から造次郎山に連なる山々,北は九左衛門峠から速日の峰(二子山)に連なる山々に囲まれる。集落と耕地は五十鈴川沿いの小盆地に立地する。字中原が当地の中心地。字小原の清川上流の通称おなこ山の断崖にかかる雄滝は,直下数十mの飛瀑で,夏なお寒しの感があり,近年観光地になっているが交通が不便なため一般には知られていない。字中原・字平田の高台の畑地や字辰之元の丘陵地帯など地内各所から石斧・石鏃・石剣などが出土している。字長野の長野薬師堂のある山を城山と呼び,鶴の城跡がある。この城は天正6年の大友軍の日向侵略の際落城したと伝えるが,城主や機構は不詳である(北郷村史)。天正18年の「竿前御改書上帳写」(矢津田文書)に,「一,高三百八拾四石七斗四升三合 宇那間」とあるのが,地名の初見。
宇納間村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
宇納間(近代)】 明治22年~現在の北郷村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7234467