九州縦貫自動車道
【きゅうしゅうじゅうかんじどうしゃどう】

公称路線名は九州縦貫自動車道鹿児島線宮崎線。九州縦貫自動車道鹿児島線・九州縦貫自動車道宮崎線の２路線の総称。整備計画延長（計画上の距離）は428km。門司（福岡県）からえびのジャンクションまでは１経路で，えびのジャンクションから宮崎インターチェンジまで宮崎線，えびのジャンクションから鹿児島側は鹿児島線となる。また，道路名称としては九州自動車道といい，県内分（宮崎インターチェンジ～えびのジャンクション）は宮崎自動車道の名で親しまれている。建設省から公団に施行命令がおりたのは昭和41年７月。全線開通は昭和60年代前半の見込みで，現在，第９次施行命令（昭和60年２月）まで出て約400km近くが開通している。鹿児島宮崎線は門司インターチェンジから小倉東インターチェンジまで13.3km，八幡インターチェンジから八代インターチェンジまで182.2km，えびのインターチェンジから鹿児島北インターチェンジまで67.1kmが開通。宮崎線はえびのジャンクションから宮崎インターチェンジまで80.5kmが開通し，インターチェンジはえびの・小林・高原・都城・田野・宮崎の６か所がある。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7234876