角川日本地名大辞典 九州地方 宮崎県 24 小目井【こめい】 旧国名:日向 (中世)戦国期に見える地名。日向国宮崎郡のうち。天正12年8月2日,島津氏支配下の宮崎地頭上井覚兼は,鵜戸社を参詣したあと「小目井」に立ち寄り宿泊している。また,天正13年11月12日には,覚兼は青島から「小目井」に狩のために赴き,「小目井」の矢野大炊左衛門尉の家を訪れている(上井覚兼日記)。現在の日南市宮浦の通称,小目井に比定される。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7235032