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勝蓮寺
【しょうれんじ】


東臼杵(ひがしうすき)郡門川町川内字上井野にある寺。法華宗本門流。山号は妙要山。本尊は十界曼荼羅・釈尊多宝如来。五十鈴川に三ケ瀬川が合流する地点の上井野集落北部山腹に立地する。「県史蹟調査」第7輯によれば,明徳年間当地を巡錫した日道が説法教化に努め,志田左衛門・又右衛門2人の帰依を得て,応永元年当寺の前身となる一寺を開創。のち無住となり荒廃したが,天正13年3月に日存により寺基が再興され今日に至る。江戸期は,京都本能寺・摂津尼崎本興寺の両寺末で(江戸幕府寺院本末帳集成),昭和27年現宗派設立に伴い,同宗の寺となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7235227