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杉ケ越
【すぎがごえ】


木裏越ともいった。西臼杵(にしうすき)郡日之影町と大分県宇目町を結ぶ峠。標高約930m。北の傾(かたむき)山(1,602.2m)から南東の新百姓山(1,272.5m)に至る稜線鞍部にあり,杉ケ越トンネルが貫通する。日之影町見立(みたて)から日之影川の河谷をさかのぼり峠に達し,北川の上流部宇目町木浦鉱山に至る。峠には奥村神社(旧称杉越大明神)があって,かつて境内に大杉が1株あったため,この名がついたという。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7235275