平岩
【ひらいわ】
旧国名:日向
赤岩川右岸に位置し,中央には342mの高森山があり,西部も山地が連なり,山麓に集落をつくっている。東側は日向灘に臨み,風光明媚なリアス式海岸。当地の南限は境川である。縄文時代の集落は地内笹野・坂元にあったと推定され,弥生時代の遺物は地内御名崎鼻・笹野・本村・籾木・舟人・中ノ別府などで発見されている(日向市の歴史)。金ケ浜端の舟人鼻には前方後円墳4基と円墳2基の標柱がある。
【平岩(中世)】 戦国期に見える地名。
【平岩村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【平岩(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7235874 |