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向山
【むこやま】


旧国名:日向

「むかいやま」ともいう。九州山地中央部,耳川最上流部の山間地に位置する。西は国見岳(1,739m)・五勇山(1,644m)など九州山地の屋根を形成する峻嶺を間に挟んで肥後国(熊本県)五箇荘と相対する。この西に出る道は現在も歩行によるほかは閉ざされている。地名の由来は明らかでないが,伝承によると,追い詰められた平家の落人たちはこの山中まで逃れてきて,もはやこれまでと自滅を図るが,向こうの山にまだ落人が隠れ潜んでいるというのでこの地名が生まれたとも伝えている(稿本椎葉村史考第2巻)。
向山組(近世)】 江戸期~明治6年の組名。
向山村(近世)】 江戸期~明治10年頃の村名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7236206