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朝仁トンネル
【あさにとんねる】


名瀬市北部にあるトンネル。海抜3.4m,長さ330m・幅9.5m。同市の過密を解消し,同時に朝仁集落を開発する目的でつくられた。昭和42年度都市計画により同43年朝仁地区画整理事業が実施され,同49年3月に完成した。地質は粘板岩。海抜80mの旧道(県道湯湾思勝名瀬線)での峠越えは不便であったが,当トンネルの開通によって名瀬市~朝仁間の交通が容易になった。なお,となりの小宿集落の入江を埋め立て,土地区画整理をしてトンネルで結ぶ計画もある。朝仁は海水浴場である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7236411