神之川大橋
【かみのかわおおはし】

肝属(きもつき)郡大根占(おおねじめ)町にあり，神之川に架かる橋。国道269号が通過。全長130m・幅8.7m。竣功は昭和46年。国道269号は，肝属郡を縦断する唯一の国道であるので，交通量はかなり多い。架橋前，同道は神之川の上流部まで迂回していた。迂回路は道幅も狭く，また商店街を通るため，時間がかかり，危険も多かった。しかしこの架橋により直線となり，時間・距離が短縮し，国道としての輸送能力と安全性が高まった。海岸に接して架橋されているので，景色も非常によく快適である。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7237122