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紫尾
【しび】


旧国名:薩摩

出水(いずみ)山地(紫尾山系)の石堂山南麓,川内(せんだい)川支流紫尾(夜星(やせい))川上流域に位置する。地名の由来および当地鎮座の紫尾神社について,「三国名勝図会」に,「伝云当社(紫尾山三所権現)の神は孝元天皇の時異国より来り……其後空覚上人当山の霊なるを見て社及び護持の精刹を建立せんと欲す,一朝夢に神あり……夢覚めて紫雲氛(ふんうん)として……屡霊瑞ありしかば,上人益是を奇み法を山中に修して已まず,乃ち此山を紫尾山と名け……一説に,昔し徐福始皇の命を受て,不死の薬を求し時……又爰に来て紫の紐を貽せしより此山の名となると云へり……三代実録貞観八年丙戌四月七日辛巳授薩摩国正六位上紫尾神従五位下とは此神なり」とある。
紫尾(中世)】 鎌倉期から見える地名。
紫尾村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
紫尾(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7237755