直木
【なおき】

旧国名:薩摩
下谷口川支流上谷口川,永吉川支流永田川・二俣川の上流域に位置し,標高170mの台地に集落が立地。南部は標高300mを超える当町の主要な山林地帯をなし,町内で最も広い地域である。東昌寺(上直木)・立元(中直木)などの縄文早・前期に属する場所から石斧・石鏃・たたき石をはじめ曽畑式・塞ノ神式の土器が出土,別心原(四元)・山方(上直木)などの遺跡からは弥生式土器・磨製石斧が出土して(県遺跡地名表),早くから熊襲の居住地となっていた。なお,山方集落の氏神の御神体には石弾が多く見うけられる。現在の東昌小学校(上直木の山方)の南側一帯が東照寺跡である。同寺の創建年代は不明であるが,伊集院の曹洞宗梅岳寺の末寺となっており,すでに江戸期の天明初頭に廃寺となった(伊集院由緒記)。寺跡には三基の禅基と一宇の地蔵堂が建っている。東昌小学校の名前は東照寺に由来している。
【直木(中世)】 室町期から見える地名。
【直木村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【直木(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7238439 |





