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野方
【のがた】


旧国名:日向

大迫山の東方,菱田川支流堂籠川南部の台地上に位置する。地名の由来は,谷間にわずかの水田が分布するほか,大部分は畑地・原野地帯であるという地形によるものか(大崎町史)。原野が広く草生が良好なため牧馬に適し,隣村の百引(もびき)・高隈(たかくま)・野神などの各村とともに,上古の吉多・野神二牧の区域に想定される(県史)。鳥井ケ段は中世北郷氏・肝付氏の合戦場で,元亀元年3月北郷蔵人が,肝付兼続に敗死した所と伝えるが(三国名勝図会),北郷蔵人久厦の墓は恒吉宮ケ原に現存する(大隅町史)。
野方村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
野方村(近代)】 明治24年~昭和30年の自治体名。
野方(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7238702